わくわく公式派生作オタク

「原作では見られないオリジナルストーリー!」にわくわくが止まらない異端のオタク

イタリアンの葉野菜・ルッコラとある母娘の戦い

注・このブログ記事の内容は「初めてルッコラ買ったらめっっちゃ苦くてビビった」というものですが、正しく?調理すれば美味しいはずです。悪いのはルッコラではないのです。たぶん。

 

 当ブログに来てくださった皆様。すまないな、またなんだ。今月中に二回作品レビューを書き上げるのが厳しいので、知ってるキャラの好きな食べ物の話題で更新頻度を水増しする記事なんだ。

 

hijikidays2.hatenablog.com

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これで三度目だよ

 

 ……いや、「キャラと好きな食べ物の話題」ですらないかもしれない。今回の主役は、ジョジョ五部のアバッキオが好きな「ルッコラのサラダ」の「ルッコラ」。サラダには入れてない。

 

 とにかく数週間前が、母と私のルッコラとの激闘の始まりだった。

 日曜の昼前、スーパーかイオンから帰った母は、「珍しい物を買ってきた」と私に葉野菜を見せに来た。それがルッコラだったのだ。

 アバッキオが(サラダとして)好きなあのルッコラじゃん!Google検索での付け焼刃だけど、イタリア料理で使われる野菜だと知っていた。

 まさか母が買ってきてくれるとは思わなかった。珍しい野菜が安く売っていたので、大根の葉みたいなもんでしょと思って買ってきたらしい。

 

 この芳醇な香り!きっと、普段とは少し違うおいしいごはんが食べられるだろうな…と楽しみにしていた。

 この時、自分は何も知らなかった。何も知らなかったのだ……。

 

 その夕食にルッコラの入った味噌汁を作ってくれた母。イタリアンの葉野菜で味噌汁……?とは思ったが、トマトだって味噌汁に入れると意外に美味しいのだ。

 どんな味なんだろう?と早速ルッコラを食べると苦い!!!!苦ッッッッッ!!!!嘘だろこんな苦い食べ物あってええんか!!??

 味噌汁も苦い。他の具も苦い。なんと恐ろしい浸透力だろうか。

 いい年して親にメシを作ってもらっておいてクソ苦いとはけしからん!と思う人もいるかもだが、母自身も苦いと言っていたので安心してほしい(残さず食べたよ)。

 

 生意気な新入りに出されるアバ茶のように、ルッコラをナメ腐っていた母娘は強烈な洗礼を飲むハメになったのだった……。

 

 翌日、会社の休憩時間にルッコラのレシピを検索した私。すると炒め物が結構出てきたので、その内容は一切読まずに母に「炒めるといいらしいよ」とメールを送る。

 というわけで、帰ると母がルッコラ入り肉野菜炒めを作ってくれていた。

 前よりマシになったよな!と早速ルッコラを食べると苦い!!!!苦ッッッッッ!!!!(二度目)さらに、一緒に炒められた豚のコマ切れ肉まで、レバーのような苦さになってしまった。嘘やろ……?

 

 なんて扱いづらいんだ。まさに警戒心の強いアバッキオのようだ。ブチャラティーー!!早く来てくれーーー!!!

 もはや打つ手はないのか。ルッコラは我々の手には負えなかったというのか(注・執筆者は食ってるだけ)。まだ結構残ってるのに……。

 

 しかし母はめげなかった。のかどうかはわからんが、数日後に豚のソテーの付け合わせにした。

 正直嫌な予感しかしないが、もったいないし食べるしかない。……だが、今回も苦くはある、苦くはあるが、食べるのが辛いほどではない!

 今回の熱の加減や時間が良かったのか、あるいは単に舌が慣れただけかもしれないが……。もしかしてルッコラくん、「オレの苦味が落ち着けるのは、豚のソテー……あんたと一緒の時だけだ」…ってコト!?(幻聴)

 

 母もこれはええやんと思ったのか、豚のソテーと一緒に冷凍して後に弁当に入れてくれた。冷凍のせいか香りはなくなり、まあ我慢できるレベルの苦味だけが残ってたけどね。

 

 なお、残りのルッコラは週末の自宅焼肉に野菜枠として全部投入されてしまった。サラダにはならなかった。

 

 ……しかし、後々調べたらルッコラは「熱を通すと苦味が飛ぶ」のだそうだ。加熱は十分したはずだが……もっと長く調理していれば食べやすくなったのか……?

 ということはつまり、サラダとして生で食べるルッコラはもっと苦いはず。苦いのが好きなのか、アバッキオ。白ワインも好物だし、大人の舌である。

 

あらかわいい