わくわく公式派生作オタク

「原作では見られないオリジナルストーリー!」にわくわくが止まらない異端のオタク

推し松、世界平和願うってよ!!!!!!

 皆さん、お思いになるかもしれません。

「いや、確かに前回『しれっと他作品の記事を上げてたら察してください』とは書いてたけどさあ…」って…

 大丈夫です。ヒロアカだいすき記事も諦めてないから…たぶんファイナルシーズン放送開始に間に合わないけど、諦めてはないから…!!

 

 ただね、これどうしても今のうちに書いとかないとダメなんですよ。絶対ダメなんですよ。

おそ松さん』の最終話一つ前の感想だけは…!!

 

※以下の文章は全部私個人の妄言だよ。

 

 

 第四期12話「夏の終わり」をざっくり書くと、「チビ太がおでん屋台を辞めて、アカツカ区から世界へ旅立つ」話です。

 おそ松にだけは、屋台を辞めるとなかなか打ち明けられないチビ太。

 最後の日、みんなが集まりチビ太を労ってくれた後、ようやくおそ松がやって来ます。

 

 一度家に帰って、両親から聞いたのでしょうか。影で見えない表情、黙っている姿は普段から遠く、一期24話Bパート「手紙」を思い出させます。

「辞めんなよ」「俺…上手く言えないんだけど…、チビ太…!」

 

 そこでチビ太は話します。

 おでん屋台を辞める本当の理由は、お金の都合等で諦めざるを得なくなったのではなく、新しく始めたい事のため。

 今、世界で起きている戦乱の中の子供達におでんを作るためでした。

「きっと、腹空かせてるガキ達がいっぱいいると思うんだよな。オイラみてえに、父ちゃん母ちゃんいねえヤツとかよ…」

「オイラはできる事なんて何もねえ。でも、おでんなら作れっからよ!腹を満たす事なら…!」

 

 チビ太は元々おでん好きの孤児だったから、自分のおでん屋を持ってる大人になったんですよね。

 好きな事を仕事にできてそれで終わりじゃなく、かつての自分と同じ境遇の子供達に意識を向けて決断できるなんて…かっこいいよ…チビ太…!!

 

 それでも、おそ松は「屋台を続けろよ」と言います。

 そして…ついに心の底から思っている言葉を叫ぶのです。

「俺は、チビ太に屋台を辞めてほしくねえんだよ!!大好きなんだよ!!すげえ大事なんだ!!いつ来ても誰かいるし!楽しいし!」

 

 私は最近、「これまでずっと言えなかった事を、相手に伝える」「溜めて溜め続けた本心を爆発させる」シチュエーションに滅茶苦茶弱いんですね。

 それを10年近く推してきたおそ松兄さんが、幼馴染との別れを前にやったのがね…マジで涙腺に来てね…。

 

 本当はさ、「手紙」の時もこう言いたかったのかな…と思ったんです。

「お前らが大好きなんだよ!みんながいるこの家が大事なんだ!だから出て行くなよ!」って…。

 昔から一緒とはいっても、弟達とチビ太とではまた違うかもしれないし、だからこそ伝えられたのかもしれませんけどね。まあそれはいいとしてね。

 

 「おそ松にとっての世界」は、松野家とかアカツカ区だったと思うんですよ。

 小さい世界を愛する人、変わらない世界を愛する人というイメージがずっとあった。

 でも、子供の頃から近くにいた「チビ太にとっての世界」はその外側に、遠い外国の会ってもいない相手にまで広がってしまった。

 だから、「おそ松にとっての世界」からいなくなる…。

 

 第1話で、みんなチビ太の屋台に集まって七夕の短冊を書いているのに、おそ松兄さんはそれを少し遠くで見ているだけで、自分の短冊はまっさらだったという…

 すごい意味深な描写があったんですけど、特に拾われなかったんで、あくまで我々に妄想の余地をくれただけだったのかなーと思ってたんです。

 

 それがここでですよ!!

 チビ太が、「おそ松にとっての世界」から去るって時に見つめるんですよね。空白のままで残ってた短冊をさ…

 

「ずっとこのまま、みんなとこうしていられますように」みたいに書かなかった理由はなんでしょうね。

 どこかで、書いても叶わないとわかっていたのかもしれないし、変わる事が悪いとは限らないともわかっていたのかもしれない。

 チビ太も、短冊を見ながら理由を考えていたのかなあ。あるいは、彼にはわかっていたのか。

 

「腹空かせてるガキがいる?知らねえよ!俺の方が腹減ってるし!」

「チビ太、辞めんな!俺のために!!」

 子供じみた駄々です。でもそこが切ないです。

 

 長男VS弟達だったはずが、いつのまにか敵も味方も無くなり乱闘しながら、六つ子の一人一人が涙を浮かべてここでの思い出を振り返ります。

 チビ太がいなくなったら、おでん屋台が無くなったら、全員寂しい。

 ここでバカやれるのも、今夜が最後。

 

 しかも、おそ松が思い出しているのは、あの一期2話B「おそ松の憂鬱」のとこなんですよ。

 チビ太に、弟達に構ってもらえないと一人愚痴りに来て、「兄弟いんだから大事にしやがれ」「ずっとお前らが羨ましかった」と言われたあの話ですよ。

 それで「お前が兄弟欲しかった事と、俺があいつらにムカついてる事は今関係なくない!?俺だって一人っ子が良かったわ!!」とキレたあの話ですよ。

 

「チビ太の目に映る世界」と「おそ松の目に映る世界」が正面衝突してしまった出来事を、このタイミングで思い出しているんですよね…。

 

 

 チビ太を送り出す朝、おそ松だけは現れないと思いきや、やはり彼は来ました。なんかこう、とにかくすさまじい容貌と化して。

「なんだアレは!?」「きもっちわり!」「来るな!」「帰れ!」「バケモノめ!」(この言われようw)

 その手に握られていたのは、新しい短冊。

 

 そしてそこには…

「世界平和!!」って…

「世界平和!!」って…!!

 

 大変だよ。こんなのもう事変だよ。

 私の人生であまりに革命的なひとの中で革命起きとる!!

 

 おそ松兄さんの世界が、チビ太の向かう先へ。遠い外国の会ってもいない相手へと、広がったんだ。

 こんな…こんな瞬間を見れるなんて…ちょっと感激が…キャパオーバーなんだが!!??

 しかも何度も見返してて(あれ?ここ、よく聞くともしかして…!?)と思って字幕つけたら、「チビ太ぁ…ごめんねぇ…」って謝っとる!!えええああああ!!

 すみません。尊くて泣きそうになっちゃって…

 

 にゃーちゃんがレギュラー入りして、三期では娘のみーちゃんも登場して、AIロボットだから最初は「この世界はそういうもん」という感覚がわからなかったオムスビも加わって、どんどん世界が広がっていったんですよね。

 四期では赤塚先生の命日のお祭りに、没後生まれたキャラ達も受け入れられるのが描かれました(村上?彼は元々『くん』のモブキャラだったそうなので…)。

 ただ「赤塚キャラになった以上は、娘・りえ子さんの指揮の下、ボロボロになっても日本全国笑わせなきゃいかん!」という過酷さも描かれましたが笑

 

 そして、スイカ星人・ひっこみじあん星人との星を越えた交流もあって…

 昔は閉じたものに感じていた、「六つ子と仲間達の生きている世界」が次第に広がっていく感覚は、四期12話以前からありました。

 

 ひょっとしたら、今じゃなかったら受け止められなかったかもしれないですね。

 おそ松兄さんにハマった直後だったら、今から半年前だったら、「この人まで私を置いて、もっと広い世界のもっと大きな出来事を見ている側になってしまったのか…」と拗ねてしまっていた可能性がある。

 

「何言ってんだコイツ」と思われるのは承知の上で書きます。

 私がこんなに好意的に、感動すら伴って受け入れられるまで、約10年待ってくれたのかもしれない。

 私の彼に生かされた約10年は、この松野おそ松の世界が広がる物語を見るためにあったのかなって気がする。

 

 

「愛する者との別れは辛い でも だからこそ…」

「一松とドロネコ」で『ねこまる』との別れに寄せた、十四松の語り部としての言葉が、チビ太の旅立ちとも繋がる気がします。

 

 十四松は一期で彼女と悲しい別れをした後、三期で「できるだけたくさんの人と出会って、一番の相手を見つけたい」と言っていた。

 一松もねこまると悲しい別れをしたけど、また猫を飼うのは諦めない。だから白猫ちゃん飼うね…十四松含めて兄弟はこける

 

 別れの悲しみを引きずり続ける生き方も、決して悪い事でも間違ってる事でもありません。

 しかし、別れた相手を想う手段はそれだけじゃなく、「前に進む=大切な人を忘れてしまう」ではないのだと、どちらが間違っているのかではなく選択肢が一つではないだけだと、私はやっと気づけた感じがしています。

 数字は、辛いけど前に進む選択をしたんだな…。

 そしておそ松もまた、最後の最後にはチビ太の背中を押す選択をしました。

 

 

 夏が終わり、アカツカ区の人々も特段変わった事なく、秋を過ごします。

 強いて言うなら、チビ太の努力と思い出が詰まった屋台が、ラーメン屋の若者に引き継がれました。

 

 四期では、これまで「捨てる」というキーワードが印象的に使われてきましたね。

 チビ太も最初は屋台の引き取り手がいないと話していたので、捨てる事も考えたでしょうが、幸い受け継ぐ人が現れました。

 両者を繋いだのはチョロ松達なのが素敵ですよね。

 

 六つ子がようやくお馴染みのパーカーを着て歩いていると、おそ松が飛び立つ赤トンボを見つける。

 チビ太を思い出したけど、おそ松も弟達も、みんな笑っていた…

 だって、チビ太のおでん屋は無くなってしまったけど、チビ太がおそ松の世界からいなくなったわけではありません。

 広がった世界の中で、「やってやるぜ!バーロー!!」と頑張っているんですから…。

 なんて美しい結びなんだ…

 

 ……ん?あれ?イヤミは??

と思ってたら、宇宙に「シェ〜〜〜〜!!」が響き渡って終わります。

 あ、そうだ、前々回で宇宙に連行されてそのままだったな…(前回登場したのはあくまで六つ子の見た夢の中でした)

 なんか…世界がどうこう書いてきたけどさ、イヤミの世界が一番でっっっかかったんじゃね??

(空回りもピンハネもしてたけど、前々回「イヤミとひっこみじあん星人」の時点で宇宙スケールにまで広がってましたね、彼の世界は…)

 

 

 さて、多忙な中で突貫気味の記事になりましたが、書き上げられて一安心です。どうしても最終話の放送前に投稿しなければいけませんから…。

 だって、最終話が始まるとチビ太が普通に屋台をやってて、「腹空かせてるガキにおでん作る?辞めたし屋台は返してもらったけどそれがどうした?」なんてケロリと言うかもしれない。おそ松さん』ですから。

 

 あるいは、四期のお話は全部「また新作見てえな〜でも今じゃ下ネタやクズ描写やるの難しいし、ほのぼの日常物にならねえかな〜」とぼやいてる誰かの妄想の産物で、実際の六つ子はその横で「童⚪︎!!セ⚪︎⚪︎ス!!」と全裸で叫んでいたというオチかもしれない。おそ松さん』ですから。

 

 まあそこまではぶっ飛ばなくても、「夏の終わり」ラストシーンがあまりにも四期の締めとして綺麗にまとまっているので、これまでとは違う意味で何をやるのかわからないです。

 普通に総集編しかなくない??(何を総集するのか)

 でなければ30分間スタッフ・キャストインタビューしかなくない??

 もういっそ来年の実写映画二作目の宣伝に全振りして、尺の半分がAぇ!groupさんと西村拓哉さんのプロモーションビデオになりそうじゃない??

 

 四期で封印していた下ネタを全開放して、全編モザイクとピー音になるのかもしれない。

 唐突に天才バカボンもーれつア太郎の方が始まるのかもしれない。

 30分全部実松かもしれない。小野D泣くぞ。

 オープニングを歌っているDA PUMPさんが「お前達の松って醜くないか?」と言いながら襲いかかってくるのかもしれない。かもしれない運転で行け。

 

 何が来ても見終わった後は引越しと初めての一人暮らし、やってやるぜバーロー!!

(ごめん、正直に書く。雑に締めた)