公開前後、「何かすごい現象が起きてるな」とは感じていた。
音楽チャートを席関するウタの歌。
私がまだ5〜6歳の頃から追ってきた『ONE PIECE』において、原作にはほぼ登場しないキャラクターが、我々の世界に巨大な波を起こしている。
Adoさんの人気もあるのだろうが、「これまでの劇場版とは全く違うことが起きてる」と鑑賞前から強く思わされた。
思わされたが、「でもストーリーの方は(良い意味で)ほぼいつも通りなんだよね」などと甘い考えに浸っていた。
今になってふり返ってみると本当に甘い、甘すぎる……。
そして鑑賞後、つくづく「やられた!」「とにかくやられた」「私は尾田先生とスタッフの方々の手のひらの上だった!」と強い衝撃を噛みしめた。
【注意!!この先、『FILM RED』の結末の最も重要なネタバレをはっきり書いています。できれば鑑賞後に読んでくださるようお願いいたします!!】
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