わくわく公式派生作オタク

「原作では見られないオリジナルストーリー!」にわくわくが止まらない異端のオタク

【アニボル】懺悔します。私、勘違いしてたんです。

 寂しい…。

 1年以上見てきたアニメが終わる時は、いくら二期の制作が発表されていても寂しい。

 それも1年どころか6年、前作と前々作も合わせれば20年近くも途切れず見続けてきたシリーズなら尚更だ。まあ、1クールアニメなら寂しくないかというと、そんなことはないが。

 

 というわけで、アニメ『BORUTO NARUTO NEXT GENERATION』の第一部が終わった。

 第二部までネトフリの配信を見直すことでロスを埋めようとしたら、それも今月いっぱいで終了だという。嘘だろ…。

4月1日追記:嘘だったみたいで現在も配信されています。

 

 さておき、私はこのアニメ版『BORUTO』に懺悔しなければならないことがある。

 これまで作品を問わずアニメオリジナルについて書いてきたオタクとして、自分で自分が情けなくなってしまうような懺悔だ。

 それは…

 「大筒木化を抑制する薬」が、アニメだけに登場すると思っていたことだ。

 

 別にそのくらい良いんじゃない?と言ってくださる方もいるかもしれない。だが、問題はここからだ。

 アニメ220話は、ボルトの大筒木化という深刻な問題が解決したわけではないものの、薬のおかげで先送りにされ、「中忍試験をやり直す」と実質オリジナルストーリー突入宣言で終わる。

 

 これを見て私は、「なるほど!これは原作ストックが足りないので、主人公が敵に乗っ取られていく状況でもアニオリ長編を展開するためにスタッフの皆さんが考えた苦肉の策…ストレートに言ってしまえば『都合の良いアイテム』なんやな!!」などと、非常に失礼な勘違いをしてしまった。

 そして、その勘違いを元にいわゆる「愛故のいじり」もTwitterでしてしまった…。

 

 例えば、アニメ版『BLEACH』が破面篇の途中でアニオリに入る前に、「大人の事情で…」と説明してくれるおまけコーナーのネル。

 もしくは『D.Gray-man』でアレンの眼が原作と違いあっさり治ったと思いきや、アニオリが終わる頃にもう一度負傷させて原作エピソードとの辻褄を合わせてくれるAKUMA…。

 自分の中で、薬をこのジャンルに振り分けていた。こっちは原作通りなのに。申し訳ない。

 

 シンプルに、私が原作を真面目には追っていなかったのが原因と言える。

 言い訳をさせてもらえると、私は公式漫画アプリ「ゼブラック」で原作を読んでいる。だが、当時はイッシキ戦直後までの話数しか無料開放されていなかった。

 その先は次巻の試し読みの範囲しか無料で読めず、「コードがボロの遺した施設を襲撃する」という当時はアニメ化していなかったエピソードだったので、「これをやる前の話は全部アニオリなのか…」と思い込んだ。

 

 無料話が追加された今読んでみれば、原作は最近アニメ化されたコードの施設襲撃・エイダ登場の合間に、薬が出てくる構成となっていた。

 なお、アニメで薬が出てきた220話は1年半前の放送。つまり、「大筒木化を抑制する薬」だけが1年以上先にアニメ化されていた。

 

 いや……普通…これで薬がアニオリじゃないって気づけるか…!?

 とんだトラップだよぉ!!と叫びたくなる気持ちもあるが、いや原作にお金を払うのをシブっときながらわかった風で作品を語りたがるあたし自身のせいやろがい!!すいませんでした。

 

 なんということでしょう。わくわく公式派生作オタクだからこそ、原作を愚弄していると受け取られかねない書き込みは控えるように、(これでも一応)努力してきたつもりだったのに……。

 1年半も勘違いしてて、本当に申し訳ありませんでした。最終回の放送日に気づきました……。

 

 懺悔の気持ちを抱えつつ、第二部や20周年記念アニメを楽しみに待っています……。

 

 でもいいかな?

 コードが来るまで1年半もかかったおかげで、カワキが(この先原作でどうなるかは未履修ですが)後戻りできなくなる前に温泉旅行でボルトと戯れたり、ヒマワリ達と忍者アカデミーで過ごせてよかったね…!って思ってて…いいかな?

\イイヨー/ありがとう。

 

 

hijikidays2.hatenablog.com

 一部最終回の後だと、「うずまき家がカワキ込みで平和だったあの頃」って感じ。あまりに悲しい…